三宮周辺イベント情報
- TOP
- 三宮周辺イベント情報
- 特別編:「光を運ぶ船」 進水式が開催いたしました
特別編:「光を運ぶ船」 進水式が開催いたしました
2013年03月08日
いつもは、三宮センター街を起点とした、
ちょっとしたお出かけコースをご紹介しておりますが、
今回は、特別編といたしまして
神戸港第一突堤北900メートルにある
三宮センター街1丁目で行われるイベントをご紹介いたします。
2013年3月25日、神戸三宮センター街にて、
神戸三宮センター街 大型情報スクリーンの遮光シェード設置 を記念して、
「光を運ぶ船」進水式が開催されました。
NHK神戸放送局にて放送されました!
※NHKオンライン(http://www.nhk.or.jp/)
三宮センター街アーケード内の大型情報設備 BOS(Blue Ocean Station)は、
阪神淡路大震災より10年目にあたる平成17年1月17日に、復興のシンボルとして設置したものです。
この設備は、先進技術による背面照射スクリーンを用いた映像投影システムですが、元々は屋内設備であったため、屋外の外光を遮光がしにくく、昼間は明さに欠ける弱点がありました。
その弱点を補うため、平成22年に神戸大学大学院工学研究科の槻橋准教授の設計、宮城県気仙沼で造船技術と建築の融合を図る高橋工業の製作による、筒状シェードの設置案を採用し、平成23年3月24日の竣工予定で事業を進めていたのですが・・・
平成23年3月11日の東日本大震災の津波により完成直前の設備が高橋工業の工場毎流失してしまいました。

△完成予想図(スクリーン側 路上から)

△完成予想図(プロジェクター側 デッキ上から)
震災からの復興を目指す高橋工業に対し、
「希望の光を載せた輝ける船が、神戸の街に着く日を楽しみにしている」のメッセージを送り、支援を続けました。
そして、震災から2年を経た本年3月、気仙沼の仮設工場で製造された遮光シェードが、神戸三宮の街に届けられる事になりました!

△高橋工業での遮光設備制作の様子(津波による流失前

△遮光設備設計図より
この遮光設備は、構造・機能・出自、いずれも船です。
そのため、完成式を下記の通り「進水式」として行いました。
1.日時:平成25年 3月23日(土曜)正午
2.場所:神戸港第一突堤北900m 三宮センター街1丁目
3.進水船の概要
全 長 9.65 メートル
載貨光量 38,400 ルーメン
構 造 アルミ合金三次曲面鏡面仕上げ加工単胴船
設 計 槻橋修・株式会社ティーハウス建築設計事務所
造 船 宮城県気仙沼港 株式会社高橋工業
船 名 この船は、Blue Ocean Station と命名されたシステムの一部ですので、船の命名は行ない
ません。
<お問い合わせ先>
三宮センター街1丁目商店街振興組合事務局
TEL:078-331-3548
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
三宮センター街 大型情報設備 BOS ( Blue Ocean Station ) 完成までの年譜
平成7年1月 阪神淡路大震災により、三宮センター街1丁目アーケード全壊
平成11年3月 アーケード復興
平成15年9月 震災後の街の情報発信開発のため、 ProjectorX委員会設置
平成17年1月 日プラ製の背面照射スクリーンを用いた大型情報設備が暫定竣工遮光方法が未解決として残る
平成17年2月 当情報表示システムをBOSと命名
平成17年4月 ProjectorX委員会をBOS会議として発展改組
BOSを中心とした産学協同総合企画チームとし、様々な活動に取組む
平成22年6月 神戸大学大学院工学研究科槻橋研究室がBOS会議に参加
平成22年12月 遮光設備決定・発注(当初竣工予定日 平成23年3月24日)
平成23年3月 遮光設備製造を終え神戸に輸送待ちの気仙沼高橋工業が3.11 東日本大震災の津波により全流失
平成25年3月 再興された高橋工業による遮光設備竣工
※写真及び資料提供:槻橋修・株式会社ティーハウス建築設計事務所
ちょっとしたお出かけコースをご紹介しておりますが、
今回は、特別編といたしまして
神戸港第一突堤北900メートルにある
三宮センター街1丁目で行われるイベントをご紹介いたします。
2013年3月25日、神戸三宮センター街にて、
神戸三宮センター街 大型情報スクリーンの遮光シェード設置 を記念して、
「光を運ぶ船」進水式が開催されました。
NHK神戸放送局にて放送されました!
※NHKオンライン(http://www.nhk.or.jp/)
三宮センター街アーケード内の大型情報設備 BOS(Blue Ocean Station)は、
阪神淡路大震災より10年目にあたる平成17年1月17日に、復興のシンボルとして設置したものです。
この設備は、先進技術による背面照射スクリーンを用いた映像投影システムですが、元々は屋内設備であったため、屋外の外光を遮光がしにくく、昼間は明さに欠ける弱点がありました。
その弱点を補うため、平成22年に神戸大学大学院工学研究科の槻橋准教授の設計、宮城県気仙沼で造船技術と建築の融合を図る高橋工業の製作による、筒状シェードの設置案を採用し、平成23年3月24日の竣工予定で事業を進めていたのですが・・・
平成23年3月11日の東日本大震災の津波により完成直前の設備が高橋工業の工場毎流失してしまいました。

△完成予想図(スクリーン側 路上から)

△完成予想図(プロジェクター側 デッキ上から)
震災からの復興を目指す高橋工業に対し、
「希望の光を載せた輝ける船が、神戸の街に着く日を楽しみにしている」のメッセージを送り、支援を続けました。
そして、震災から2年を経た本年3月、気仙沼の仮設工場で製造された遮光シェードが、神戸三宮の街に届けられる事になりました!

△高橋工業での遮光設備制作の様子(津波による流失前

△遮光設備設計図より
この遮光設備は、構造・機能・出自、いずれも船です。
そのため、完成式を下記の通り「進水式」として行いました。
1.日時:平成25年 3月23日(土曜)正午
2.場所:神戸港第一突堤北900m 三宮センター街1丁目
3.進水船の概要
全 長 9.65 メートル
載貨光量 38,400 ルーメン
構 造 アルミ合金三次曲面鏡面仕上げ加工単胴船
設 計 槻橋修・株式会社ティーハウス建築設計事務所
造 船 宮城県気仙沼港 株式会社高橋工業
船 名 この船は、Blue Ocean Station と命名されたシステムの一部ですので、船の命名は行ない
ません。
<お問い合わせ先>
三宮センター街1丁目商店街振興組合事務局
TEL:078-331-3548
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
三宮センター街 大型情報設備 BOS ( Blue Ocean Station ) 完成までの年譜
平成7年1月 阪神淡路大震災により、三宮センター街1丁目アーケード全壊
平成11年3月 アーケード復興
平成15年9月 震災後の街の情報発信開発のため、 ProjectorX委員会設置
平成17年1月 日プラ製の背面照射スクリーンを用いた大型情報設備が暫定竣工遮光方法が未解決として残る
平成17年2月 当情報表示システムをBOSと命名
平成17年4月 ProjectorX委員会をBOS会議として発展改組
BOSを中心とした産学協同総合企画チームとし、様々な活動に取組む
平成22年6月 神戸大学大学院工学研究科槻橋研究室がBOS会議に参加
平成22年12月 遮光設備決定・発注(当初竣工予定日 平成23年3月24日)
平成23年3月 遮光設備製造を終え神戸に輸送待ちの気仙沼高橋工業が3.11 東日本大震災の津波により全流失
平成25年3月 再興された高橋工業による遮光設備竣工
※写真及び資料提供:槻橋修・株式会社ティーハウス建築設計事務所
Posted by 三宮からどこに行こう スタッフ at 18:25
イベント